わよcそんなの気にしないでって私言ったわ。どうするcお水か何か飲むって。いいのcとなりにしばらくいてもらえればってその子は言ってcいいわよcとなりにいるくらいいくらでもいてあげるからって私言ったの。
少しするとねすみませんc少し背中をさすっていただけませんかってその子が苦しそうな声で言ったの。見るとすごく汗かいているからc私一所懸命背中さすってやったのcするとごめんなさいcブラ外してくれませんかc苦しくってってその子言うのよ。まあ仕方ないから外してあげたわよc私。ぴったりしたシャツ着てたもんだからcそのボタン外してねcそして背中のホックを外したの。十三にしちゃおっぱいの大きな子でねc私の二倍はあったわね。ブラジャーもねcジュニア用のじゃなくてちゃんとした大人用のcそれもかなり上等なやつよ。でもまあそういうのもどうでもいいことじゃない私ずっと背中さすってたわよc馬鹿みたいに。ごめんなさいねってその子本当に申しわけないって声で言ったcそのたびに私c気にしない気にしないって言ってたわねえ」
レイコさんは足もとにとんとんと煙草の灰を落とした。僕もその頃には葡萄を食べるのをやめてcじっと彼女の話に聞き入っていた。
「そのうちにその子しくしくと泣きはじめたの。
ねえcどうしたのって私言ったわ。
なんでもないんです
なんでもなくないでしょ。正直に言ってごらんなさいよ
時々こんな風になっちゃうんです。自分でもどうしようもないんです。淋しくってc哀しくてc誰も頼る人がいなくてc誰も私のことをかまってくれなくて。それで辛くてcこうなっちゃうんです。夜もうまく眠れなくてc食欲も殆んどなくて。先生のところにくるのだけが楽しみなんですc私
ねえcどうしてそうなるのか言ってごらんなさい。聞いてあげるから
家庭がうまくいってないんですcってその子は言ったわ。両親を愛することができないし両親の方も自分を愛してはくれないんだって。父親は他に女がいてろくに家に戻ってこないしc母親はそのことで半狂乱になって彼女にあたるしc毎日のように打たれるんだって彼女は言ったの。家に帰るのが辛いんだって。そういっておいおい泣くのよ。かわいい目に涙をためて。あれ見たら神様だってほろりとしちゃうわよね。それで私こう言ったの。そんなにお家に帰るのが辛いんだったらレッスンの時以外にもうちに遊びに来てもいいわよって。すると彼女は私にしがみつくようにして本当にごめんなさい。先生がいなかったらc私どうしていいかわかんないの。私のこと見捨てないで。先生に見捨てられたらc私行き場がないんだものって言うのよ。
仕方がないから私cその子の頭を抱いて撫でてあげたわよcよしよしってね。その頃にはその子は私の背中にこう手をまわしてねc撫でてたの。そうするとそのうちにねc私だんだん変な気になってきたの。体がなんだかこう火照ってるみたいでね。だってさc絵から切り抜いたみたいなきれいな女の子と二人でベッドで抱きあっていてcその子が私の背中を撫でまわしていてcその撫で方たるやものすごく官能的なんだもの。亭主なんてもう足もとにも及ばないくらいなの。ひと撫でされるごとに体のたがが少しずつ外れていくのがわかるのよ。それくらいすごいの。気がついたら彼女私のブラウス脱がせてc私のブラ取ってc私のおっぱいを撫でてるのよ。それで私やっとわかったのよcこの子筋金入りのレズビアンなんだって。私前にも一度やられたこ